ミャンマー最北部のNam-Yaルビー鉱山、モリス鉱区の漂砂鉱床

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ミャンマー産ルビーは、図のようにミャンマーの南北に延びる

活断層ザガインフォルトの断層部分が、クランク状に曲がったところ、または、

ホーステール(馬のシッポ)と呼ばれるヒマラヤ山脈の東南部に広がるシワの

ように広がるところで産出されます。

最北部のNam-Yaルビー鉱山は、青い枠の部分で産出されます。

モリスが採掘した鉱区は漂砂鉱床といって、ルビーはとても耐久性の高い宝石です。

気の遠くなるような長い年月をかけて母岩から溶け出し、地下に埋まったルビー

を土壌を掘り返して探す採掘方法です。

 

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ルビーが眠っているだろう土壌を洗浄し、水ごとポンプで汲み上げて、建てた

やぐらに流し込みます。

比重の高い(重い)ルビーは、やぐらの途中で引っかかって止まる…という一見、

原始的な方法ですが、今でも使われている採掘方法です。

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現場監督として、4年間鉱区で頑張ってくれた、モリスヤンゴンのイエッチョー君は、

鉱区担当者として、今はモゴック鉱山に出向いてくれています。

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