ルビー原石…どのような形にするのか? (構想を練る)
採掘されたルビーの原石は、一つずつ、どの様な形に研磨するか意見交換しながら、
決めていきます。
モリスヤンゴン店に常駐するイエッチョー君(右側)とモリス銀座店と鉱区を
行ったり来たりするミヨテさん(左側)が、原石の仕分けをしているところです。
特に、イエッチョー君は、4年間単身赴任で電気も、水道もない北部カチン州の
Nam-Ya鉱山にこもってモリス鉱区を採掘してくれました。
現場で原石を見続けて、天然無処理で美しいルビーの希少性を実感している二人
だけに、どの様な形に仕上げるのか…その判断にも安心感が漂います。
ルビーの原石には、軸があり、テーブル面に対して軸を垂直に立てる形で研磨する
と最も美しい赤色になり、横方向にテーブルを取ってしまうと、2色に色が分かれて
あまり美しくなりません。形を決める時に気をつかう部分です。
形が決まったら、内包物の入り方や場所、弱い部分が無いか、など研磨する職人に
細かく指示が出され、作業に入って行きます。