2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜモリスは、ルビーの鉱山まで行ったのか…

モリスが天然無処理で美しいルビーだけを取り扱うようになったのは…なぜ?莫大なエネルビーをつぎ込んで、ルビーの鉱山まで行ったのはなぜ? 紅葉で有名な京都東山の東福寺の中門の隣でひっそりと創業したモリス。創業したてのモリスに、ルビーの結婚指輪の…

地球の壮大なドラマが産んだ宝の石 ミャンマー産ルビー

地球の壮大なドラマが生んだ宝の石ルビー 45.5億年前...太陽から生まれ燃えたぎっていたガイア(地球)に、テイアが衝突し、地球の核と大気が生まれ、38億年前に生命が誕生した(バクテリア)。その生命はやがて、カンブリア紀の甲殻類、珊瑚になり、彼らの…

ルビーの中にあるもうひとつの世界

ルビーのインクルージョンは、そのルビーの個性であり、ルーペで内側を覗くとユニークな世界が広がります。それぞれに表情がありルビーを持つときの愛着が違ってきます。

加熱処理をして鉛ガラスを含侵させたルビーのインクルージョン

ルビーは、原石の時から美しいものは、ほとんどありません。内包物が多すぎて透明度に欠けるもの、色の濃淡が適切でないもの等々美しさに欠けるものばかり。せっかく産出されても、そのままでは宝石として販売できない為、ルビーは通常、加熱などの処理をし…

めったに見つからない、天然無処理で美しいミャンマー産ルビー

宝石として販売されているルビーには、同じ名称でも、宝石として本来の価値を持つものから、見た目は価値が高そうでも、実際はそうでないものまで色々。天然であっても加熱をしたり、鉛ガラスを含侵させたり、表面だけ色を着けたり… 鉱山で仕事をしていると…

宝石ルビーを深く楽しむために、インクルージョンの観察を

ルビーのインクルージョンは、そのルビーの個性であり、天然無処理で美しいことを表現します。ルビーは、美しさを改良するために一般的に加熱処理をするのですが、加熱処理をする前と後のインクルージョンの熱による変化を確認することで、処理の有無を判別…

同じ赤色の宝石、ルビーとレッドスピネルの見分け方

スピネルとルビーは、よく似ています。同じ母岩で同じ様に見つかるため、昔から、スピネルとルビーは混同されて来ました。両方とも、赤くて美しいのですが、違うのは、ルビーの方が硬い。見分けるには、宝石を光にかざして動かしたときに、ある角度でピンク…

1㎜のルビーを大切に

ルビーは、お金の経済活動が始まる前、太古より大切にされてきた「宝物」。だから、鉱山の現場では、お金の力だけではルビーに出会えません…人と人のつながりや、ご縁が必要。そのご縁を紡いでくれたのが、直径1㎜の小さなルビーたち。10年前から、モリスは…

ルビーの色がお守りになったのは…

ルビーの語源は、旧ラテン語で赤を意味するルビウスであり、人類が最初に集めたり、作ったりした色です。人の遺伝子を解析すると氷河期に数千人にまで減ったといわれる人類が生き残ったのは、寒い時に暖めてくれた火、そして大型肉食動物に襲われたときに威…