2015-01-01から1年間の記事一覧

格の高い宝石ルビーとしては、当たり前のしくみ

宝石ルビーの価値は…「赤く美しく、もっとも頑丈な結晶」であり、人類に大切にされてきた歴史や慣習、そして産出量の少なさに裏支えされるシンプルなものです。 ただ… 原始人の時から人が大切にして来たものだから、ルビーの歴史は、「よく似たものを創ろう…

天然無処理で美しいルビーの価値

京都にある長楽館のシャンデリア。伊藤博文公が、100年前に命名した迎賓館。今も訪れる人々を迎えています。時を越えて受け継がれるものの重みを感じます。そういう視点で宝石ルビーをみると、身に着けるものでありながら、1000年以上前から残っているものも…

ルビーの原石…鉱山ごとに少しずつ違う特徴

写真は、Mogok鉱山で採れた六角形のルビーの原石。 そしてこれは、同じミャンマーでも北部カチン州のNam-ya鉱山のルビーの原石。 ルビー原石は、三方晶または六方晶…三角形かまたは、三角形が六つ集まって六角柱になった形で産出されます。 鉱区で原石を見て…

ルビーが見つかる瞬間に感じること

ルビーの見つかる瞬間です。場所は、ミャンマー北部カチン州にあるNam-yaルビー鉱山です。右手の先にある黒っぽい石たちが「コランダム」、ルビーと同じ鉱物です。 その中にほんの一握りのコランダムが、最初から赤い色をしています。 …それがルビーです。コ…

色々な産地のルビー…それぞれに違う特徴があります

産地別に並ぶルビー、どれがどの産地なのか? 一番簡単に見分ける方法は、UVライトをあてると ミャンマー産は、鮮赤色に反応します。他は、タイランド産、アフリカ産です。 注意が必要なのは、人工合成石が一番、赤く反応することです。

天然無処理で美しいルビーの特徴は、宝石の特徴そのもの

天然無処理で美しいルビーの特徴… 1)人為的でない、しかし人を魅了する美しさ 2)金の1/10,000、ダイヤモンドの1/200の究極の希少性 3)何千年経っても変化しない驚くべき耐久性 これらの特徴を持っているのがミャンマー産の無処理で美しいルビーです…

800年前のルビーのインクルージョン

宝石ジュエリーは、宝石が装着された宝飾品です。通常は、金や銀、プラチナなどの貴金属で成形されたジュエリーの枠に宝石がセットされています。 写真の指輪は、13世紀のモノで「指輪88」淡交社で紹介されています。 本文より引用> 愛の証の指輪 心地よい…

ルビーと呼ばれるものの種類

ちまたでルビーと呼ばれるものの中には、色々なものがあります。天然ではなく、人工的に合成したモノ。ガラスなど素材が全く違うモノ(模造石)天然であるが宝石種が違うモノ(類似石)天然ルビーであるが処理をして美しさを改良しているモノ。どれもルビー…