格の高い宝石ルビーとしては、当たり前のしくみ

宝石ルビーの価値は…「赤く美しく、もっとも頑丈な結晶」であり、人類に大切にされてきた歴史や慣習、そして産出量の少なさに裏支えされるシンプルなものです。

ただ…

原始人の時から人が大切にして来たものだから、ルビーの歴史は、「よく似たものを創ろうとした歴史」であり、ルビーと呼ばれるものに、宝石として価値を持たないものが、大多数になってしまった。鑑別書にも、「天然無処理です」と書かれているモノはない。「加熱された痕跡が無い…」とコメントされているだけで数千万のルビーが売買されているのが現状です。16年前までは、誰も分からない宝石になってしまっていました。

だから…

モリスは、原産地の鉱山まで行って調査を始め、現在も続けています。簡単ではありませんでしたが、一番シンプルな方法はトレーサビリティの確立です。採掘も、原石仕訳もカット研磨も鑑別情報収集も輸出入もお客様にお届けするお店もすべて管理すれば、責任の所在が明らかになり、品質保証ができる。

この仕組みができて…

ルビーは、シンプルに価値がある宝石に戻っていきます。

…モリスが、やっていることは、宝石ルビーを投機の対象にすることではありません。資産性が高いのは、格の高い宝石ルビーとしてごく当たり前のことだと思うのです。

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